2020/05/27 15:03

前回、ビターなオーガニックチョコレートを使ったガトーショコラタルト「Amargo」のこと書きましたが…

実は最初に作ろうと思ったのは、ホワイトチョコを使ったガトーショコラタルト「Blanco」の方でした。


そもそものきっかけは…
とあるカフェで、「ホワイトチョコのガトーショコラ」というメニューを見かけました。
(インターネットとか店頭とかテレビとか、何かを見かけて「そうか!」と思うこと多いです。)

そして、見慣れないものは試さずにはいられない私は、思わず注文してしまいました。
率直に言って、通常のガトーショコラはかなり好き好き分かれると思いますが、これはそういうクセがない。
ホワイトチョコ自体、好きな人が多いと思うから、むしろ受け入れられやすいと思う。
作るにしても、ガトーショコラのレシピのチョコレートをそのままホワイトチョコに差し替える程度で作れる。
なのに「なぜ、あまり見かけないのだろう?」と。

でも、私の作ったお菓子の中では、エッグタルトと同じぐらい好評でした。
まるでチーズスフレのようにも感じられるクリーミーで、柔らかな味のガトーショコラ。
冷やしてチョコレート感が増しても美味しい。

そして、タルト生地とチョコレートの相性も悪くありません。
ただし「クセがない。」ということは、「素材感がでない」「タルト生地に負けてしまう。」ということでもあります。
理論的には、ビターチョコレートを使った「Amargo」と同じでいいはずですが、やはり素材そのものの性質も違うからか?
存在感を全く感じられなくなるので、かなりチョコレート比率を上げました。また興味深いことに、焼き上がった時の膨らみ方も全く違います。(*ベーキングパウダーは使用していません。)

さらに、「Blanco」には塩味のアーモンド。
個性派の「Amargo」に対し、「対」のようでいて、全く真逆なタルトに仕上がりました。
「これって、パスタでいう、“ホワイトソースが好きか?トマトソースが好きか?”の違いだよね。」と言われたことがありますが、まさにその通りで。

ちなみに、お客様のお好みの傾向を分けると、大きくはこの2つに分かれます。

「Queso Gorgonzola(チーズタルト)とAmargo(ガトーショコラタルト ・ビター)」
「Huevo(エッグタルト)とBlanco(ガトーショコラタルト・ホワイト)」

この1つのポイントは、「お酒がお好きか?そうでもないか?」ということ。
私からすると、例えるならば、芝居のように、様々な個性の役者が必要で「どちらもないと成立しない。」と思っています。
しかし、「なぜあまり見かけないのか?」という疑問は、未だ解決されないままです。


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